抜け毛は病気のシグナル?

病気が原因の抜け毛

白髪と並んで髪の悩みのトップに位置づけられるのが薄毛、抜け毛です。
年をとると誰もが白髪になるように、男性でも女性でも程度の差はあれ、髪の毛は薄くなります。
しかも抜け毛の原因は年齢以外にも生活環境の変化や喫煙など複雑に絡み合ったものです。
しかしいつもとは明らかに違う、異常な量が抜ける場合はご注意を。
もしかしたらカラダの中の異常を知らせるシグナルなのかも知れません。
ここでは病気が原因で起こる抜け毛や薄毛について解説していきます。

甲状腺疾患の抜け毛

バセドー病や橋本病と言った甲状腺疾患によって抜け毛がおこることがあります。
甲状腺とは喉ぼとけの下にある内分泌腺。
のど仏を支えるカタチで蝶々のように羽を広げた形をしています。
ここでは体の成長・発育・新陳代謝に必要な甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは体内の基礎代謝を維持したり、新陳代謝を促す機能を持っています。
しかしこの甲状腺ホルモンが分泌されすぎるとバセドー病が引きおこされ、不足すると橋本病になったりします。
両方とも女性に多く、バセドー病は20~30歳代、橋本病は30~50歳代でよく起こります。

貧血症による抜け毛

女性に多い貧血ですが、血液中の鉄が少ないことによる貧血の場合、抜け毛が引きおこされることがあります。
これは鉄が酸素を運ぶ赤血球を作り出すために必要な栄養素だから。
鉄が少なくなれば血液の量も減り、髪の毛を作る頭皮やお肌に栄養が行きわたらなくなり抜け毛や肌荒れが起こります。
鉄不足の女性は、鉄分を含んだミックスサプリメントなどをとるようにしてください。
女性に必要な葉酸やホルモンバランスを正すマカなどのサプリメントであれば、安心して取ることが出来ます。

夫人家系の病気による抜け毛

婦人科系の病気の影響で抜け毛が起こることがあります。
その代表例が卵巣にできる腫瘍、卵巣嚢腫や漿液性嚢胞腺腫です。
女性ホルモンの分泌が乱れ、ホルモンバランスが崩れるため、髪の毛にも影響が出てしまいます。
女性にとって子宮や卵巣といった赤ちゃんのための臓器に病気が起こることは決して人ごとではありません。
定期的に婦人科医の診断を受けて、抜け毛や肌荒れから生理不順や不正出血など何らかの徴候があれば、必ず病院に行きましょう。